健康になりたくて、いつもの食事に体によいと聞いた食品を次々と足したら、食べる量が増え、体重も増えてしまった。
序章 / なぜボトルネックに目を向けるのか
01 / これまでと今回

これまでの勉強会では、人生に役立つ知識やテクニック、目標を立てて実行する手順を紹介してきました。前回のテーマはニーズ。「自分は何を大切にしたいのか」を考えました。
目指すものが決まり、方法も分かった。それでも、行動に移れないことがあります。

目的地までのルートが分かっていても、途中の道が工事中なら、そのままでは通れません。今回は、行動の途中で何が進むのを妨げているのか、そのボトルネックを探します。
02 / やりがちな対処と、残っている問題

歩き方が分からないなら、知識を学ぶことが助けになります。でも、帰宅後にソファに座って動画を見続け、外に出ていないとしたら。歩き方を調べる前に、外へ出るまでの流れを見直す余地があります。
何かを足す前に、どこで止まっているかを確かめる。
03 / 自分の身の回りに置き換える
知識を身につけたくて、評判のよい本や講座を次々と買ったら、どれから始めるか迷い、教材を選ぶだけで勉強時間が終わってしまった。
システムの障害を早く見つけたくて、監視の通知を増やしたら、通知が多すぎて確認しきれず、重要な警告を見落としてしまった。
よくしようとして何かを増やしたのに、思うように進まなかったことはありますか?
思い当たることを挙げたら、次の章で、どこから見直すかを選んでいきます。
これまで紹介したテクニックにも、役立つ場面があります。
今回、考えてほしいのは、「今のあなたに必要なのは、本当に新しいテクニックでしょうか?」ということです。
情報をいくらでも集められる今、知識を増やすことに夢中になって、実行を妨げる条件を見落としていないか。自分の身の回りで考えてみてください。
気になるところを全部直そうとすると、改善そのものが新しい負担になります。辛さだけで優先順位を決めず、改善すると他のことも進みやすくなりそうな領域を探します。
全部を直そうとせず、一か所の改善で、他に何が楽になりそうかを考える。